2014-04-16 第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
また、豚にとりましては、餌米は、トウモロコシと比べてオレイン酸が多くて、リノール酸が少ないという特性を有しておりまして、このため、豚肉の脂肪組成や脂肪融点というものが変化いたしまして、枝肉の性状が向上、あるいは枝肉評価が高くなるといったような報告がなされているところでございます。
また、豚にとりましては、餌米は、トウモロコシと比べてオレイン酸が多くて、リノール酸が少ないという特性を有しておりまして、このため、豚肉の脂肪組成や脂肪融点というものが変化いたしまして、枝肉の性状が向上、あるいは枝肉評価が高くなるといったような報告がなされているところでございます。
枝肉評価の結果もわかっております。そういう結果を踏まえて実施できるために、より効率的な家畜の改良増殖を可能にするという、そういう特色も持っています。
さらに、屠体の枝肉評価の結果を踏まえまして実施することが可能でありまして、効果的な家畜改良増殖を可能とする体外受精卵移植技術、これにつきましては、平成二年度に七十六カ所、生まれた子供が六百二十一頭、そういう形で実用化の段階に達していると思います。
そういうふうにいたしますと、これまでの総合評価方式では判断がしにくかった枝肉の脂肪付着の状況やあるいは肉質の程度が明確になりまして、枝肉評価と取引の客観性が向上するわけでございます。さらに、歩どまりの明確化によりまして生産段階によりますむだな脂肪の付着が抑制されてくるということがございます。